vol.6 「遺跡」や「貝塚」とはいったいなんでしょうか?
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その時代に、人々がどういう生活をしていたかがわかる場所
大昔、人間が地球上にあらわれ、生活し、使用していたものや、いろいろな品物が土の中に残され、現在、発見されるものを遺物(いぶつ)といいます。遺物が出てくるところが遺跡(いせき)と呼ばれる場所です。発見される遺物は、石器、土器、鉄器などいろいろあり、ものを言わないものばかりですが、調べることで、現代の私たちに何千年前の当時の様子を語ってくれます。遺物を調べ、文字のない時代、私たちの遠い祖先がどんな生活をしていたのか、どんなことを考えていたのかを知ることが考古学です。また、おもに残された書き物などで昔のことを調べるのが歴史学です。なぜ昔のことを調べるかというと、今、沖縄で、私たちが生活している理由もわかるからです。ときには、私たちが、これから将来、何をすればいいかを教えてくれる場合もあります。これを、「温故知新」と言います。沖縄で一番ふるい遺跡は、三万二千年以上前に山下洞人が生活していた那覇市山下町の洞くつです。
二万五千年前の宮古上野村・ピンザアブ人の洞くつ、港川人が一万八千年前にいた具志頭村港川の遺跡も、アジアの人類の歴史の上ではたいへん重要な遺跡とされています。また、一九六四年、小学校六年生のアメリカ人、コムストック君が発見した一万年以上前の大山人がいた、宜野湾市大山洞窟遺跡もあります。この後、沖縄には、貝塚時代とよばれる時代が続きます。今から、約一千年以上前、さらに五、六千年以上前にさかのぼる時代です。貝塚とは、その頃の人々が使った土器や、食べ物の残りもの、カイガラ、石などを使った道具が捨てられた場所です。おもに食用のカイガラがうまっていることで、貝塚とよばれるようになりました。貝塚も遺跡の中にふくまれます。貝塚から出てくる遺物で、その時代に、人々がどういう生活をしていたかがわかる場所で、大変重要なところです。 |
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